2020年のテックトレンドはこれだ!

2020年のテックトレンドはこれだ!

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2019年もいよいよ終わりが近づいてまいりましたが、2019年はAIによる技術をよく耳にしたこともあり、今後も益々盛り上がって行く分野であることはまちがいないと思います。

そして、2020年はどんな技術が注目されるのかが気になるところですが、Daniel Eckler氏が様々な分野の記事をシグナル情報として、その分野の「現状、今後、考察」と簡易的にまとめあげた2020年のテックトレンドサイトTech Trends from 2020が面白いので、いくつかをピックアップして紹介したいと思います。

目次

3Dプリンターによるバイオプリンティング

3Dプリンターによるバイオプリンティング

2012年頃は3Dプリンターの登場が世間を賑わせていたのですが、今では医療分野にもその技術3Dバイオプリンティング(Wikipedia)に応用されているようです。

Daniel Eckler氏がシグナルとして紹介した記事では、放射線療法士が、3Dプリントアウトされたヘッドを使用して本物を行う前にがん治療を実践していると紹介されています。

技術が進化すれば、より正確なレプリカを使って医療研修が行えたり、臓器不足が解消されるかもしれません。

参照:Tech Trends | 3D Printed People

アンビエントインタフェース

アンビエントインタフェースとは?

この言葉自体は初めて知りました。

アンビエントインタフェースとは?

日常にあるものを通して我々の活動を妨げないように情報を入手して伝える仕組みをアンビエントインタフェースという。
参照(PDF)

人工知能学会AI書庫の「アンビエントインタフェース技術の動向(<特集>アンビエント情報基盤)/著者:竹村 治雄」で配布されているPDFでは、下記のように述べられています。

センシングネットワークと自律分散制御に基づくコンテキストアウェアな統合インタフェース環境である

さらに事例も紹介されていましたが、例えば、ある家の住人が帰宅したらセンシングにより自動で施錠が解除されたり、リビングでは人間の体温によって自動で空調が動作したり、ソファに腰掛けると自動でBGMやテレビのニュースが流れたりする、環境に配備されたセンサーの感知によって様々な快適な環境を提供するということです。

現在はスマホのスクリーンを介したインターフェース操作で様々なサービスを利用していますが、それを介さずに様々なサービスを感知型のセンシングネットワークを使用して自動で提供するサービスってことになり、ambientには「環境の」という意味があるので、そこから想像できそうですね。

この分野はいつの間にか生活の中に当たり前のように入り込んできそうですね。

参照:Tech Trends | Ambient Interfaces

ブレイン・コンピュータ・インタフェース

ブレイン・コンピュータ・インタフェース

以前にテレビ番組の特集で見たことがあるのですが、既に脳波で機器を操作する研究が行われており、実際に動くところがテレビ番組で放送されていました。

脳波による機器の操作、脳とコンピューターの接続など、日本のアニメやSF映画のような世界が現実となってきていますね。

参照:Tech Trends | Brain Computer Interface

コンシューマーAI

コンシューマーAI

Photoshopで使える!写真の背景を自動で切り抜く「Remove.bg」の使い方でも紹介したような、写真の背景をAIが切り取ってくれるようなコンシューマー向けのAIを活用した様々なサービスが登場するでしょう。

コンシューマー向けではないですが、弊社SONICMOOVではLINEにAIを活用したサービスも展開しております、よろしくお願いします。
automa(オートマ) | AIによるLINEへのWebメディア情報自動配信サービス

参照:Tech Trends | Consumer AI

生体認証ID

生体認証ID

中国では2019年12月1日より、新規携帯の購入時に顔認証が義務付けられるようになるように、既に指紋認証、顔認証などがありますが、人の歩行、ジェスチャー、外耳道の形状などによる認証技術も研究されているようです。

参照:Tech Trends | Biometric ID

やわらかいロボット

ロボット

ロボットと言えば硬いイメージがありますが、しなやかでやわらかいロボットを開発できれば、人間の体内の特定部位に薬剤を送達したり、詰まった動脈をきれいにするなど、医療の大きな進歩の可能性を秘めています。

参照:Tech Trends | Soft Robotics

拡張ビューティ

拡張ビューティ

‎Lensa: Photo Editorのようにワンタップで自分で補正することなくAIがポートレートを仕上げてくれるような美容関連アプリのような技術もあれば、CG技術の進化で最近ではまるで人間のようなバーチャルモデル、バーチャルインフルエンサーと呼ばれるバーチャルなモデルも登場しています。

世界的に有名なバーチャルモデルと言えばLil Miquela。200万人のフォロワー獲得もそんなには遠くないでしょう。

日本国内ならimma、こちらも20万人のフォロワーに達するのも時間の問題かと思います。

美とファッション、歳を取ることのない彼らの活躍、そして市場はさらに拡大されるのか注目したいところです。

参照:Tech Trends | Augmented Beauty

パッシブヘルスケア

パッシブヘルスケア

人生100年時代なんて言われていますが、その背景には医学の進歩があるのはもちろん、今日では時計のようなウェラブルデバイスの装着、排泄物をスキャンして健康状態を監視できるスマートトイレの登場などにより、病気の予防がやりやすい環境になっています。

参照:Tech Trends | Passive Healthcare

AIドクター

AIドクター

人間では発見しづらい癌もAIによって発見されるという事例をチラホラ耳にします。AIが活躍する分野はまだまだ進化するでしょう。

Tech Trends | AI Doctors

宇宙旅行

宇宙旅行

宇宙旅行と言えばZOZOTOWNの元社長前澤友作氏が、米ロケット企業SpaceX(スペースエックス)の最初の民間月旅行契約したことで話題になりましたが、こちらは2023年の予定で、Virgin Galactic(ヴァージンギャラクティック)では、2020年までに商業の宇宙旅行の準備が整う予定らしいです。
参照:DesignTAXI.com

一般人には、まだまだ夢のような話ですが、サービスが開始されることが大事ではないかと思います。

参照:Tech Trends | Space Tourism

ざっと駆け足でみてきましたが、ここでは紹介していない技術もありますので、Tech Trends from 2020をチェックしてみてください。

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記事作成者の紹介

マーツ(その他)

SONICMOOVでは、Webデザイナー、コーダーの経験を経て、Webディレクターに。様々なWeb制作・アプリ開発に携わり、その後、便利な用務員に。Hep Hep!にてeizとして記事執筆中。

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