先日、弊社EASTオフィスにajike(株式会社アジケ)の代表・梅本周作さんを講師としてお招きし、両社の懇親を兼ねた勉強会を開催いたしました。 ajikeの梅本さんと言えばこちらの記事でも紹介しましたが、USEN MediaさんのCXOとしても起用されておりUXに精通されています。 UX dub vol.4 「いまこそデザインに知財戦略が必要な理由」に参加してきました! 株式会社アジケ 2007年設立。東京都渋谷区にオフィスを構えるUI/UXデザインカンパニー。大手クライアントWeb戦略やWebサービス/サイト制作を多数手掛けている。 … 「UXデザインを学ぼう!」と題された今回は、講義とワークショップを通して“UXデザインの基礎エッセンス”を学ぶという流れ。弊社側は、エンジニアなどデザイナー以外の職能のメンバーも含めた約30名ほどが参加しました。 ajike梅本さん 講義では、「依頼者と制作者のズレが生じると、ユーザーに価値を感じてもらえない」「ズレを修正するためにも、チームで見解を統合しながらUXデザインを作っていくことが大切」といった制作側として深く頷いてしまうお話から、 「2007年のajike創業時、実はSONICMOOVのオフィスに登記していた」という10数年来にも及ぶ弊社との深いご縁も語られるなど、ajike梅本さんの的確かつ軽妙なトークに終始なごやかなムードで進行。 ワークショップでは、情報設計までの一部工程を疑似体験。ディレクターを中心に周囲のメンバーが集まりチームを編成し、お題に対して「ペルソナ・価値仮説・ユーザーストーリー」を設定。それを元にした、鋭さあり・笑いありのチームごと特色豊かな発表が行われました。 UXデザイン勉強会 最後は、ajikeさんのメンバーの方々も交えての懇親会。本日の感想を思い思いに語り合いながら食事やドリンクを楽しむなど、充実のひと時となりました。 梅本さんをはじめとするajikeの皆さん、ありがとうございました!

 

本日の勉強会を振り返って…

チームで目的やゴールを共有することが重要。

UXとはなにかという導入的な部分と、UXを考えることがなぜ大切なのかという点をお話いただきました。「依頼者と制作者側とのズレ」を解消するためにUX(UXD)を考えることが大切である、という点にもとても共感でき、改めてチームでモノを作る上では目的やゴールを共有し”何を提供したいのか、何を体験してほしいのか”を考えて仕事をしていきたいと思いました。 (デザイナーN)

SONICMOOVの「嬉しい体験」をデザインしていただいた。

制作メンバーに対して、プロジェクト初期段階から“ターゲットとなるユーザーの姿”や“プロダクトのあるべき姿”などを共通認識としていかに抱いてもらえるかはディレクターにとって重要な課題のひとつです。 弊社はエンジニアが多いこともあり、特に情報設計といった上流工程では限られたメンバーのみで動くケースがほとんど。しかし、今回のワークショップは「これを全員参加で考えてみましょう、5分間で」ということだったので、当初は「大丈夫かなあ」と感じていたのが本音です。 ところが、いざワークショップが始まってみると印象が一変。講義を経て、それぞれでユーザーを想像し、考え、発言するだけで、“プロダクトのあるべき姿”が共通認識として描けるんだなぁと嬉しい気持ちになりました。SONICMOOVにもこんな側面があったんだ! この感じで色々できそうだ! と多くのメンバーも感じ取ってくれたようです。 勉強会を通してこういった体験の機会をもデザインしてくださったajike梅本さん、さすがです。 (ディレクターA)

 

… 今後もSONICMOOVでは勉強会などのイベントを実施し、社内メンバーの知識・技術を高めていくと共に、さまざまな企業さまとのコラボレーションを通して、新しい取り組み・価値の創出を模索しつづけてまいります。 SONICMOOVのことが気なっている会社さん、フリーランスで活動されている方など、ぜひお気軽にお声がけください! 合同勉強会

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