しばしば生産性が話題に登ることがありますが、それにより発生する残業や長時間労働。それは様々な要因があったりしますが、それらを改善するようなヒントが同様にしばしば記事として話題になることもあります。

そんな話題の記事をチェックしてみると、同じような事が書いてあるなと実感するわけです。皆、同じようなところで躓いてるとも言えるのではないでしょうか。そんなわけで、気になる生産性を向上させるヒントや方法と一緒に役に立ちそうなリンク元をまとめてみました。

目次

時間を区切る

様々な人気の記事を読んでいると、「時間を区切る」という紹介がなされている割合が高いことが分かります。時間を使って解決するのは、ビジネス的に効率の悪い作業方法であることは間違いありません。

まずは自分で30分調査してダメなら誰かに聞いてみる、1時間試してダメなら他の方法論を考える、など時間を区切ってやることで仕事にメリハリを付けられます。また、人間の集中力には限界があるという意味でも、時間を区切って5分の休憩を入れることで作業効率も上がります。

参照:精神論ではない仕事を速くこなす技術

目的を把握する

仕事を投げられたら単にそれを「作業する」のではなく、まずはそれの目的をしっかりと把握することで、最も重要な課題を見出したり、より効率的なやり方を見つけられるかもしれません。また、成果物のブレを防ぐという意味でも目的をしっかりと把握しておきたいものです。

参照:圧倒的に生産性の高い人の特徴、仕事の進め方、問題解決の方法 – 久保清隆のブログ

マルチタスクをやめる

これもわりと様々なメディアで紹介されているので知っている人も多いかと思いますが、人間の脳はマルチタスクに適していないということが分かっており、逆に生産性を下げることが米スタンフォード大学などの研究で分かっています。

脳が散漫になるのは間違いありません、確実に一つずつをこなしていきましょう。

参照:「ながら」作業は非効率、米スタンフォード大学 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News

困難なタスクから着手する

複数のタスクがあるとついつい簡単なタスクからこなして、困難なタスクを先延ばしにしてしまいがちですが、最初にそれを片付けてしまえば、後は自由に使える時間が増えます。簡単なタスクは、逆に気分転換にこなすというのもいいかもしれません。

参照:やるべきことをぐずぐずと先延ばしにする習慣を利用して逆に生産性を上げることができる – GIGAZINE
参照:生産性の高い人が必ず使っている「11の裏技」。スマホは決してSNS用ではない! | TABI LABO

心理的安全性の構築

Google社内の様々なチームを様々な角度から分析、より生産性の高い働き方を提案する「プロジェクト・アリストテレス」によって導き出された結果が参照先の記事で紹介されています。

つまり「こんなことを言ったらチームメイトから馬鹿にされないだろうか」、あるいは「リーダーから叱られないだろうか」といった不安を、チームのメンバーから払拭する。心理学の専門用語では「心理的安全性(psychological safety)」と呼ばれる安らかな雰囲気をチーム内に育めるかどうかが、成功の鍵なのだという。

「本来の自分」を押し殺すのではなく会社でさらけ出すこと、また、それを受け入れる「心理的安全性」、つまりは「他者への心遣いや共感、理解力を醸成する」がチームの生産性を向上させることにつながると述べています。

参照:グーグルが突きとめた!社員の「生産性」を高める唯一の方法はこうだ(小林 雅一) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)

会議の時間、必要性を考える

以前に「効率よく進める打ち合わせ(会議)」の質を高めるための15のコツという記事で当ブログでも紹介しましたが、確実に時間を拘束される打ち合わせや会議。しかし、果たしてその会議に自分が必要なのか参加する前に確認をし、参加した場合には終了時間をハッキリさせておくといいでしょう。

仕事を振る

仕事を振ることも仕事をこなしていく上で重要な要素の一つです。一人で抱え込むには時間があまりにも時間が掛かりすぎる場合には、複数名に振ってお願いすることで圧倒的な時間の短縮になる作業や仕事もあります。仕事を振るのは何も社内に限らず、最近ではクラウドワークスを活用することも考えられます。

NOと言う

ついつい仕事を引き受けたことによって、自分だけではなく周りにも弊害を及ぼすことがあります。自分がいなくてもよい会議や数量的に手に負えないタスクは恐れずにNOといいましょう。仕事によっては他の人に振ってみたり、外注に頼る検討もするといいでしょう。

参照:とにかく時間がない人向け、今すぐ生産性をあげる15のコツ | ライフハッカー[日本版]

夜更かし作業をしない

夜更かしでの作業は、逆に生産性が落ちたり、問題が解決されないこともしばしばあり、眠って次の日に起きたら「あ!」と思った閃きで解決することもしばしば経験しています。また、遅くまで仕事をこなす姿は頑張っているのだと思いますが、結局は次の日に起きられず出社時間が遅くなるという光景をしばしば見かけることもあります。

参照:プログラミングの生産性を上げるには – Cside::Private

遮断する

LINEやFacebook、TwitterなどのSNSがツイツイ気になりがちですが、作業の阻害をすることは間違いありません。スマホの通知をオフにしたり、PCの場合にはChromeの拡張機能Strict Pomodoroを使うことでSNSなどのサイトを遮断することができます。また、このツールは時間を区切って集中する方法として「25分間だけ集中して作業をする方法にポモドーロ・テクニック」のためのツールでもあり、「集中と遮断」を同時に活用することができます。

また、会社にいると電話が頻繁に掛かってくることもあります。集中している場合、急を要する作業をしている場合には不在ということで折り返すということも検討しましょう。

参照:驚くほど生産性の高い人間になれる24の方法「家政婦を雇う」「テレビを捨てる」「電話に出ない」など

よく食べる、よく寝る、運動をする

12ヶ月間、生産性にまつわるあらゆることを貪るように試したChris Bailey氏いわく、「よく食べ、よく寝て、運動をする以上に生産的になれる方法は何もありませんでした。」とのことです。

人間の生理的な機能には贖えません。適度に食事や睡眠を取り、運動することで頭をリフレッシュさせるといいでしょう。

参照:1年間の実験を経てたどり着いた、生産性を高める10の答え | ライフハッカー[日本版]

働き過ぎは生産性を下げる

先程のCside::Privateさんの記事では、「効率的な方法を探さなくなってゆく」と述べていたり、上記のChris Bailey氏が「1週間は90時間働き、次の週は20時間というサイクルを、交互に繰り返した」という実験結果からは、成果があまり変わらなかったと述べています。やはり冒頭でも述べたように時間を区切って時間を管理することは重要な要素であると言えます。

メールのチェックを減らす

最近ではメールではなく、Slackやチャットワークなどのチャットツールを使って作業をする企業も増えているかと思いますが、まだメールが中心ならこまめにメールをチェックするのを止めましょう。PCだけではなく、スマホのバイブによる通知もなどにより注意力が散漫になり、作業効率も下がりますのでオフにするといいでしょう。

チャットツールは便利な場合もありますが、直接電話をしたりその人のところまで足を運んだ方が早い場合もあります。

参照:精神論抜きで”生産性”を向上させるために今すぐ実行できること – LITERALLY

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