Webサイトを制作する前にディレクターが確認しておくべき5つの基本事項
はじめまして、ディレクターのmesoと申します。
今回はWebサイトを作るうえでの基本、ディレクターが確認しておくべきことをまとめたいと思います。
①クライアントがどんなサイトを作りたいか?
当たり前のことですが、ここが一番重要です。
クライアントがどんな目的でWebサイトを作りたいのか、作ったWebサイトでどんなことをしたいのか、どんな目標があるのかをしっかりヒアリングして、最終的にどのようなサイトになるかのベースを考えます。
②予算はどの程度を想定しているのか?
クライアントの作りたいものを確認したうえで、制作に必要な予算を確認しましょう。
どんなに良いものでも、クライアントが想定している予算を大幅に超えてしまうサイトを作ることはできませんよね。
大規模なものを想定していて予算に収まらない場合は、フェーズ分けするのも一つの手です。そうすることによって実現する可能性が高まります。
③スケジュールをどうするか?
余裕をもってスケジュールを取れる場合もありますが、かなりギリギリのスケジュールになることも多々あります。
余裕を持ったスケジュールの場合は開発・確認期間をしっかりとることができて、よりクオリティの高いものをクライアントに納品しやすくなります。
クライアントの望んでいるスケジュールと制作側の調整を行い、現実的なスケジュールを提案しましょう。
(ディレクターの判断だけで納期を決めてしまうと制作者に大きな負担がかかる場合があるので注意しましょう)
④環境はどうするか?
・想定しているアクセス規模はどれぐらいか
・どこのサーバーを使用するか
・PHPは使用できるか
・使用できるPHPのバージョンはいくつか
・ドメインは取得しているか
・CMSを入れるのか
上記にピックアップしたものはほんの一部ですが、環境により対応できる内容も変わってきます。
⑤対応範囲はどこまでか?
対応するOS、ブラウザ、PCのみか、レスポンシブなのか、タブレットでの閲覧は想定しているか。
どのブラウザまでの表示を保証するか。
当然ですが、対応するOSやブラウザなど、表示を保証する環境が増えれば増えるほど確認環境なども増えるため、見積もりの金額も変動します。
③~⑤をおろそかにすると制作者に大きな負担がかかってしまうためしっかりと確認しましょう。
⑥解析タグ、metaタグなどはどうするか?
意外と気づかずに進めてしまいがちなのがタグ関連。
いざリリースしてからタグが入っていない!なんてことにならないように、タグは支給してもらえるか、それとも制作側で準備するかなど、事前にしっかりと確認しておきましょう。
サイトを作るにあたって基礎的なことですが、この部分がしっかりできていないと、いざ制作!となった時にばたばたしかねません。
そんなことにならないように、事前にしっかりと必要な項目を洗い出してクライアント、及び制作担当者と確認・すり合わせをするようにしましょう!