皆さま初めまして!

SONICMOOVディレクターのちょもです。

突然ですが、皆さんはソーシャルゲームはお好きですか??昨今では様々なソーシャルゲームがリリースされおそらく一度はプレイされたことがあるのではないでしょうか。

ゲームシステムが好きな人、シナリオが好きな人、音楽や世界観が好きな人など様々な理由でゲームをプレイされている方がいらっしゃると思います。

中でも「登場するキャラが可愛い」という理由がきっかけで、ゲームを始められたそこのあなた!女の子が可愛いって大切ですよね(ただし二次元に限ry)

でも実際にイラストのクオリティやキャラ設定、構図など1つ1つがとても重要で1枚のイラストが大きなお金を動かすといっても過言ではないんです。

そこで今回はイラストに携わる職種ソシャゲにおける「アートディレクター」のお仕事についてお話させていただきます!

アートディレクターとは?

そもそもアートディレクターという職種は業界や企業によって業務内容や社内でのポジションなど、大きく変わる職種なんです。

例えばイラスト制作会社、いわゆる「アートハウス」と呼ばれる会社では、アートディレクター=イラストレーターに近いポジションでの仕事になり、作家さんから上がってきたイラストの手直しや赤入れ修正、イラストに対するフィードバックなどをまとめたりするお仕事になります。

またソーシャルゲームを運用している企業では、アートディレクターは一般的なディレクターに近い業務であり「来月のイラストにはどんなキャラを売り出そう」「このイラストのクオリティでどれだけの数字が出るのか」などの企画や予測に基づいたイラスト制作指示書の準備、外注の管理、社内調整など多岐に渡ります。

イラストのディレクションで気を付けたい3つのこと

これらは外部とのディレクションを行うにあたり、どの仕事でもいえることですが、

①(イラスト)制作指示書は詳細まできちんと詰めて分かりやすくする

曖昧な制作指示の元、ふわふわした状態でキックオフしてしまうとお互いの握りが不十分だったため、後々問題が必ずと言っていいほど発生するので、初期段階で可能な限り発注内容を双方確認し、お互いの認識の齟齬をなくすことが大切です。

②各工程でのクオリティチェック

イラストを外注で発注する際、ほとんどの場合【ラフ】【線画】【着色】の3段階の工程を踏み、それぞれの段階で重要なポイントをチェックする必要があります。

特に最初のラフの段階では「デッサンやパースが狂っていないか」「制作指示書の内容と齟齬はないか」などその他にも細かいチェックが大切になってきます。もしラフの段階で大きな見落としがあり、後々修正が発生した場合は時間と費用が余計に掛かってしまうのでラフでの確認が一番大切と言っても過言ではないかもしれません。

③こまめな進捗確認と現状把握

イラストにかかわらず受託制作において一番の問題となる納期。特にイラストの場合は書き手によってクオリティやスピードが異なり、当初立てていたスケジュールから大きく外れてしまうことも多々あります。

こういった納期の遅延を防ぐためにも進捗確認はこまめにする必要があり、また万が一想定外のトラブルが発生したとしても、できることは限られているのでその中で最善と考えられる手段を選択するために、常に現状把握しておかなければなりません。

まとめ

ざっくりとですがソシャゲにおける「アートディレクター」の仕事内容を公開させていただきましたが、いかがでしたでしょうか??

上記のようなイラストにかかわるディレクションを経験しましたが、ディレクターは「何をディレクションするか」ということももちろん大切ですが、それだけに左右されず「どうやってディレクションするか」を追及していかなければならない職種だと思っています。

いいサービスを提供し、社内や外部の方たちに「一緒に仕事をしていて楽しい」と思ってもらえるディレクターになれるよう僕も頑張っていきます!それでは、またどこかでお会いしましょう。

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