「LINE」「Facebook」のSNS各社がメッセンジャーAPIの公開をし始めたのをきっかけに「チャットボット(Chatbot)」のビジネス活用への注目度が日に日に増しています。

ソニックムーブでも、電通アイソバー様提供のLineビジネスコネクト活用プラットホーム「TONARIWA(トナリワ)」をはじめとして、チャットボットに関連したプロジェクトを複数対応させていただいてます。

今回、チャットボットプロジェクトに関わった経験メンバーによる社内向けチャットボットの基本的な勉強会を行ったので、その内容をみなさんにも共有いたします。

目次

そもそも「Bot(ボット)」って何?

ソニックムーブでは、ユーザーの入力(音声/テキスト/画像など)に対してシステムが解釈を行い、応答を返す仕組み全体を「BOTシステム」と呼んでいます。

具体的には

  1. アプリやWebなどのデバイスからユーザーが情報を入力
  2. LINEやFacebookなどのサービスから、私たちが作るBOTシステムにデータが送られてくる
  3. BOTシステムの中で解釈、ロジック安定、応答メッセージの整形を実行する
  4. LINEやFacebookなどのサービスへ情報を送る

というのが、仕組みの概要となります。これを図で表すと…

チャットボットシステムの基本フロー

各社、試行錯誤のなかで特に力を入れているのが以下になるかと思います。

  1. BOTシステムの中で解釈、ロジック安定、応答メッセージの整形を実行する

※実際にサービスとして使えるようにするためには、もっともっと色々な面で配慮をしないといけないのですが、今回は概要の説明なのでこれぐらいに留めています^^

ついでに、「Push通知」とは?

BOTはユーザの入力をきっかけに動きますが、Push通知はサービス運営者が送りたいタイミングで送りたいユーザにメッセージを送ることを示します。

Push通知システムの基本フロー

アプリのPush通知やメールの配信に似ていますね。
考え方は同じです。

欲しい情報を欲しいユーザーに届けるというのは、Webもメールもメッセージも、お手紙さえも、コミュニケーションの基本だと思いますので、そういった仕組みが必要になるわけですね。

概要説明はいったんここまで。

ちなみに、勉強会内では、

  • 実際に弊社がどんなBOTの機能を構築してきたのか
  • 他社ではどんな事例があるのか
  • 自社メディアで活用していくために、今後何をすべきか
  • 例えばこんな使い方できるのか?といった質問

などなど、具体的な利用シーンを想定した意見や説明も飛び交っていました^^

最後に

BOTの事例などについては、弊社提供の「Bot Market」というサイトで、最新事例を記事として随時公開しています。

こんなBOTってあるのかな?と思った時は、是非、Bot Marketでさがしてみてください。ソニックムーブでは、定期/不定期的に様々な勉強会を開催しており、組織としての技能や知識の底上げを図っています。今後、また実施した際にはご報告していきますね~! どこかの会社さんとコラボした勉強会も積極的に展開していけたらとも思っています。

チャットボット事例の紹介サイトBot Marketはこちら>

というわけで…
2017年10月11日にソニックムーブとLIGさん、ガラパゴスさん3社エンジニアを集めての勉強会ならぬ反省会をやります!

あーやっちまったーっていう過去をさらけ出して、スーパーサイヤ人になろうという企画です^^

人の失敗を聞きたい方は是非参加してください。
3社合同反省会の参加はこちらから>

チャットボットについて真剣な眼差しで説明^^
関口 篤史

和やかな雰囲気の勉強会。
IT勉強会

チャットボットについて真剣に聞くスタッフ。
Chatbot勉強会

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