javascript入門/正規表現の使い方の【プロパティ編】識別子g、i、m判別などのやり方について紹介しましたが、今回はメソッドについての解説です。
メソッド
compile()
正規表現をコンパイルします。
exec()
引数で与えた文字列とのマッチを試します。
最初の一致を返します。
match()メソッドとは違いグローバルマッチを行っても複数の要素の配列は返しません。
var regexp = /hello/g; regexp.exec("hello hello hello"); => ["hello"] regexp.exec("hello hello hello"); => ["hello"] regexp.exec("hello hello hello"); => ["hello"] regexp.exec("hello hello hello"); => null 右端まで検索しこれ以上マッチする文字列がないのでnullを返します。
test()
基本的にexec()と同じですが配列ではなくBoolean型を返します。
マッチすれば true, マッチしなければ falseです。
toString()
正規表現の文字列値を返します。
var regexp = /hello/g; regexp.source; => "hello" regexp.toString(); => "/hello/g"
いよいよ正規表現の最後の回となります。
JavaScript正規表現の使用例:メールアドレスのバリデーション