Web制作における面倒な作業としてレスポンシブ対応による複数サイズの画面確認があったりしますが、Chromeのデベロッパーツールで切り替えながら確認している人も多いのではないかと思いますが、Responsive Viewerを使うと切り替える手間を省けるようになります。 関連 これは便利!デザイナー向けのChrome拡張機能用デザインツールVisBug

Responsive Viewerとは?

Solaiman Kmail氏によって作成されたResponsive Viewerは、iPhone 6 / 7 / 8 / X / XS / XR / XS Max, Galaxy S9 Plus / S8 Plus / S9 / Note 8 / Pixel 3などの様々なデバイスの画面サイズを一度に確認できるChrome用の拡張機能です。 画面のポートレートモード、及びランドスケープでの確認ができるのはもちろんのこと、用意されていない画面サイズでも設定することもできます。 また、Google Chrome、Mozilla Firefox、Microsoft Edge、iPhone、iPad、Samsung Phone、Google PixelのUA(ユーザーエージェント)も設定&追加もできるようになっています。 なお、Chrome拡張機能のセキュリティのため、残念ながらローカルファイルを確認することができませんので、Webサーバー上かローカルサーバーを立てて確認する必要があります。

Responsive Viewerのインストール

Chrome用拡張機能のインストールはこちらから。 https://chrome.google.com/webstore/detail/responsiveviewer/inmopeiepgfljkpkidclfgbgbmfcennb

Responsive Viewerの使い方

インストールしたら、通常通りに確認したいサイトかローカルサーバーにアクセスし、インストールしたResponsive Viewerのアイコンをクリックします。 Responsive Viewerを使う そうすると、こんな感じの画面が表示され、複数画面が一括で閲覧できるのが分かります。 Chrome用拡張機能Responsive Viewer 主にサイドバーで操作しますが、気になるポイントを紹介します。

  • ①サイドバーの表示・非表示
    画面を広く使いたい場合に非表示にするといいでしょう
  • ③④クリック、スクロールの同期
    有効化すると複数の画面でスクロールとクリックを同期できます。
  • ⑦ビューモード
    VERTICALの場合にはブラウザを下に、HORIZONTALの場合は右にスクロールして他の画面を確認することができます。
  • ⑧画面の向き
    デバイスの縦横の切り替えです。

Responsive Viewerの使い方

iPad画面サイズの追加

デフォルトではiPadの画面サイズが含まれていませんので、追加してみてたいと思います。右上の「+」をクリックします。 Responsive Viewerで新画面サイズを追加 下記を参考にScreen NameやWidth、Height、User Agentを設定して「ADD SCREEN」で画面を追加します。 Responsive ViewerにiPadの画面を追加 再編集を行うにはサイドバーのデバイス名をダブルクリックで行えます。 Responsive Viewerの画面の再編集

Shiftキーホールドでiframeスクロールを停止

画面をスクロールしようとするとiframeが一緒にスクロールしてしまいますが、キーボードのShiftキーを押しながらだとiframeのスクロールを停止して画面をスクロールできます。 「VIEW MODE」を「HORIZONATAL」に設定して、Shiftキーを押しながらスクロールすると横一列で画面が確認しやすいです。

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