初めまして。ソーシャルアプリ事業部のすずです。

早いもので、入社して4ヶ月経ちました。
前職でもソーシャルアプリのディレクションを担当していたわけですが、実は昔はアパレルのデザイナーだった時期もありました。Web業界に転職してからは、アパレルデザイナーの経験を活かし、イラストレーターとしてアバターデザインを請け負ったり、その傍らアプリの進捗管理をしたり…

次第に、コンテンツの一部でなくアプリ自体の企画に興味を持ち、いつしかプランナー、ディレクターとなり現在に至ります。

今日は、異業界からの転職の際に参考になった本をご紹介したいと思います。

プロになるための ゲームプランニングの教科書 《基礎》

アマゾンさんでさくっと入手可能です。便利な世の中です。

プロになるためのゲームプランニングの教科書<基礎>

基礎的な部分からわかりやすく解説されており、具体的なソーシャルアプリが例に出されていたり、普段そこまで本を読まない私でもふむふむ、なるほど…と読み進めることができました。

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内容はどちらかというとコンシューマ寄りですが、大体の流れはWebアプリもコンシューマも同じです。

例をいくつかあげてみましょう。

既存のタイトルをプレイして、その一部を変える

企画のトレーニングについてです。
こちらはよくある手法ですが、ただマネをしろというのではありません。重要なのは『ゲームの面白い要素を分解してみる』ということ。これは実際に効果的です。

面白いと感じた要素や良いと思ったことはメモに残しておくと、いつしか自分の中に蓄積された情報が組み合わさって、今までにないアイディアが生まれてくることもあるのです。

オフの時間をどう過ごすかで差がつく

クリエイターとしてどこまで成長できるかは、オフの過ごし方次第。
これは実際に現場で仕事をしてみて納得!!という部分です。
今までに出会った『仕事ができる人』『尊敬できる人』というのは必ず、業務時間でも業務時間外でも情報収集を行っている人ばかりでした。

決してプライベートを犠牲にしているわけではなく、新しい情報を得ようという心構えが常にあるのです。 周りが休んでいる間にも、情報を吸収し続けるのですから、何もしない人に比べて成長するのは当然ですね。

私も精進せねばなりません。 このように、業界に直接知り合いがいなくとも、業界内の流れや雰囲気、実際に現場にいた大先輩が経験したこと、悩んだこと、大事だとおもうことを1冊の本から感じ取ることができます。

もちろん本にあることだけが全てではないですが、今でもたまに読み返すと、基礎にはとても大事なことが多く、経験を積んだからこそ気づくことも少なくありません。 Web業界へ転職を考えている方も、現在活躍されている方も、ぜひぜひ読んでみてください。

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