私がネタ出しで煮詰まっちゃったときにアイデアを絞り出す方法
ソリューション事業部ディレクターに配属しております かっきー です。
最近いろんなあだ名で呼ばれて毎度びっくり Σ(゚д゚) してますが、「かき」っぽかったらちゃんと振り向けてる自分にもびっくりしてます。
はじめに
さて、入社して間もないというのに記事を出させていただけるということで はわはわ しております。
ましてやディレクター経験が浅く、皆様に語れることなど特になく。。。
ということで、大学院で研究してたことから何かしら絞り出してみたいと思います!
ちなみにプロフィールにもありますが、わたしには
- 感性をテーマにデザイン研究
- 社会人約2年、Webデザイン+コーディング
みたいな経験があります。
研究なんていうと「難しそう‥」とか思っちゃうかもしれませんが、わたしは小難しいのが嫌いなので、単純シンプルなロジックで(あえて)小難しく論じて卒業しました。
アイデアコンセプトに『感性』を取入れてみてはいかが?
感性をテーマに研究するとは?
業務上でもベースは同じだと思いますが、感性をテーマにした研究を進めるとき以下のような段取りをとります。
- 大目的:人の感性(五感とか感情とか)をどうしたいか?
- 具体策:そのためにはどんなデザインやUI、環境や道具が必要か?
- 展 望:どれだけ感性に影響を与えたか?指標を図る方法を思案する
わたしの研究を例に出しますと以下みたいな感じです。
大目的 | 入院している子どもの不安感を軽減したい |
---|---|
条件1 | 特に泣いちゃっている子ども |
条件2 | 泣いている原因が、心許している看護師さんがいない場合 ※欠勤とか忙しいとかの理由で |
具体策 | タッチパネル上でいつでも特定の看護師さんに会えるツールを提供しよう! |
内容1 | タッチパネル上に看護師さんの顔が写ったボタンをいっぱい配置 |
内容2 | タッチすると(前もって準備した)看護師の動画を表示する |
検証1 | 子ども編:泣いていた子どもが泣きやめばいいなー。。。泣きやんだ! |
検証2 | 看護師編:ベテラン看護師と新米看護師のパフォーマンススキルの比較分析 |
展 望 | 大目的をもっと達成するためには、看護師の教育が必要だ! |
※実際にできなかった内容もあります。
というような感じで『人の感性をどうするか』をコンセプトのベースにして「調査・企画・制作・検証・分析」をしてました。
アイデアコンセプトに『感性』を取入れてみる
ここで、今回の本題に入ります。
というか表題の通りなのですが、アイデアを練っているとネタが行き詰まってくることありますよね?
そういうとき、わたしは
- 【思いつき法】空を見て思いついたアイデアにすがる(たいてい世に出てる)
- 【まねまね法】成功例を参考に違う分野へ展開してみる(これ便利)
- 【しろうと法】知識があまりない状態に頭をリセットしてみる(見落としてたことがあるかも)
- 【最新技術法】いまだと3Dプリンタとかスケルトン端末とか、新しい技術情報を調査する
と上記くらいしか思いつかないので、これらに『感性』の視点を入れてみたりします。
例えば【プレゼン用の便利ツール】を制作することになったとして、基本的な便利機能はもう備わったとします。
そして、もっと他のサービスと差別化したいということで『感性』をスパイスに取入れてみると‥
- プレゼンを間近にしたユーザの『緊張』を解きほぐすには?
- 人が緊張するとき『のどが渇く』『手汗が出る』という症状があるから
- プレゼンの1分前に「ドリンクはいかが?」と”iPhoneのSiri”が心配してくれる
- 手汗量を(なんかしらの方法で)測って「この間よりはリラックスしてるね」とか教えてくれる
- 以前より手汗量が多かったら、ユーザのお気に入り写真を見せてくれる
- ユーザの性格分析から「後でご褒美アプリ」が設定される
などなど。
そしてこれに加えて、デザイン上ではどうやって表現するか考えます。
- 緊張を解きほぐすにはどんな色彩がいいのか?
- どんなフォントがいいのか?
- どんなアニメーションでスピード間隔はどうするのか?
- アクション時の反応はどんなか?
上記のフローは実際には前後すると思いますが、最終的に「なんでその色になったの?」なんていう大した回答ができそうにない質問に、ちゃんと理屈をつけて説明することができるわけです。
それに、理屈や根拠などバックグラウンドがあるデザインとか企画とかかっこいいですよね?あーいうの憧れます!
最後に
少し話が逸れてしまったのですが、このアイデアが売れるか実現するか、はたまた要るか要らないかはおいといて、
- 「アイデアを広げる」
- 「頭を柔らかくする」
- 「使えるネタにブラッシュアップする」
という感じで、わたしはたまーに活用しております。
でもけっして必勝法というわけではなく、ネタ出しで煮詰まったときのリフレッシュ方法としていかがでしょうか?
ではでは、以上で失礼したいと思いますー。
最後までおつきあい頂いた方々ありがとうございました。