ソリューション事業部にてディレクターっぽいお仕事をさせて頂いている、かとぅ~と申します。
この業界に足を突っ込んでから幾数年、重ねた年数はいつしか気づけば産まれたての子供が義務教育を修了する程度まで経過している事になります。

とはいえ、ただただ生きながらえているだけで、こういったブログにて皆様にノウハウやら培ってきたものをご披露できるような身分ではございません。
今回執筆するにあたり、改めて他の皆様方のブログを拝見しましたが、図入りに参照有、個々の視点から日常の些細な事から業界的な指針となる考え方まで様々な要素にてかつ美しく構成されております。

「私にはたしてそれができるのか?」

自問自答してみたところで無い袖は振れやしません。
さもすると当然のことながら、自分にできる事をするしかないという形に落ち着きますので、ゴリゴリと文字だけのブログを書き綴ってみたいと思います。

ちなみにこの序章だけである程度の文字数を稼いでしまおうというのは、自身の重ねてきた年月から生み出した技術のひとつでもあります。

ソリューション事業部のお仕事

私の所属している「ソリューション事業部」。大まかな業務内容を言いますと、

  • お客様から依頼された制作・開発業務(受託制作・開発)
  • 自社のソリューション商材の立案・開発・販売

といった大きく2点に分類されます。

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そんな中「受託制作・開発」においては、お客様ありきという所もありますので、実際問題様々な障壁も発生します。

長年やっていれば色々な事が起きるわけでございまして、
さて納品寸前といった所でお客様の中でも特にお力のあられる立場のかたから全く違うテイストへの変更を指示されたり、リリース直前になっての機能追加やスケジュールの変更、皆様もご経験があるかと思います。

「無理」というのは簡単です。安請け合いするのもまぁ簡単です。
ですが、その代償として「信頼」というものを壊すことになるのも事実かと思います。
お客様であったり、社内のスタッフであったり、結構これをやることであっさりとバキバキメリメリと音を立ててそれが崩れていくさまもあるかと思います。

「じゃあ貴様はどうしてるんだ?」

はい、その通りでございますね。別段特別な事はしていません。偉そうに人様に講釈を語れるほどでもございませんし。。。
でもそんな中で一応は「経験」というものはございます。結局は色々失敗したからこそのそれが。

ソリューション的な視点

ここでこのブログの表題に着地します。当然一例となるのですべてがそうであるとは口が裂けても言いませんが、一つの考え方の指針にはなるかと思います。

結局のところ、お客様から依頼されて行っているお仕事に関しては必ず目的があります。
そこをどの程度まで明確にできているか、社内で共有できているかによってそれが上記のような事由の「予防」になり、かつ万一の時の「切り札」にもなり得たりします。

よくある例として「やっぱここの色変えたーい」といったご要望。
「え?マジ?この時期にそれ言う?」的なアレです。若しくはどうしてもデザイナーさんとの着地点が見つからないパターン。
様々なケースはあると思いますが、ディレクターとして案件を預かっている身としてどうやって裏付けのある着地点を見つけるかというパターンです。
案件の進捗によっても変わるとは思いますが、結局の所、意識しなくてはいけない部分は、

  • 何を最終目的とするのか
  • KPIは何とするのか

これの他ないのかなと思っております。
前述したようにお客様の目的がありそれを理解し、それに沿っての展開・裏付けを行えれば良いと、端的に言えばそれだけの話です。

色的な収まりはこっちがいいと思うけど、資料請求をKPIとするならば訴求が高いのはこちらです

ディレクターとしてきっちりと目的を理解してそこまでの線引きができていれば、社内外を問わずこういった問題は回避する事ができるケースも多いです。
そしてその視点こそが「支持を得られる・信用を得られる会社(人)」につながると思いますし、「売れるソリューション」につながるのかなぁと。
これらは経験から積める部分も多いかとは思います。ですので、そんな事を意識しながら、毎日過ごしていければ良いなぁ・・・と。
そんな形でこの駄文を〆たいと思います。

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