こんにちは。てるみです。

秋冬の結婚式ラッシュに備えもっぱらダイエットに励んでいます。皆様いかがおすごしですか。

突然ですが、我々はプロのデザイナー・イラストレーターです!!

クライアントのご期待にお答えするのは当たり前!…ですが! いくらデザインスキルが高くても、クライアントの要望をつかめなかったりご満足いただけなければそれはプロではございません。

ということで、今回はクライアントのご要望を的確に掴むためのとっかかりみたいなものを考えてみたいと思います。

クライアントがデザインに精通しているとは限らない!

一重に「ご期待通り」の結果を出すといっても、クライアントの専門としている職能などによって「ご期待」の内容は大きく違ってきます。 私はクライアントには大きく分けて三通りのタイプがあると思っています。

①同業・百戦錬磨タイプ
②異職能タイプ
③畑違いタイプ

次の項目からは、各タイプ別に折衝テーマを設けてご説明します。

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①同業・百戦錬磨タイプ

同業か、デザイン・イラストのディレクション経験が豊富な方です。
完成形のイメージがあり、更に制作者にとって必要な情報も把握しているので詳細な構成案をくださいます。

そんなクライアントの折衝テーマはこれ!

意図を読みまくれ!!

そのままなんですが、詳細な指示をくださるだけに、しっかりと意図を読み解く必要があります。

どうしてこのような指示に至っているのか?

このような配置にする意図はなんだろう?

とにかくそれを読み取る! 先方の意向に背く事のないよう全力で読みまくりましょう。

例)明確な指示

  • 月に住んでいるかぐや姫のお屋敷
  • ファンタジーなイメージ
  • まわりにお花
  • メインカラーはピンク
  • 入口に狛犬のような配置でうさぎ

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②異職能タイプ

エンジニア方面の方、ディレクターでもあまりデザインには精通していない方です。

デザインのイメージは、既出のコンテンツなどから想像しご要望をくださいます。 出していただくサンプルのテイストがバラバラ、コンテンツ全体の雰囲気に合わないなど、「こんなのがいいなぁ」の「こんなの」がどの部分を指しているのかが不明瞭な場合があったりします。

そんなクライアントの折衝テーマはこれ!

質問力・提案力・解決力

折衝能力が問われますね!こちらの解決したい部分をいかに完結に手短に相手にお伝えし、答えを引き出すかが重要です。更に詰まった場合に備え代替案も用意しておく…なんてことができたら素晴らしいですよね~。

例)こんな感じの鳥のキャラクターが欲しい!

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③畑違いタイプ

元々全く違う業種の方で、ITを使って面白い事ができないか?でもわからないから専門の人に頼もう!という形でお話を持ちかけてくださる場合などです。

何せ畑違いなので、ご意見はいただけるものの内容やコンテンツ全体の整合性については皆無と考えた方がいいです。

そんなクライアントの折衝テーマはこれ!

10歩先を考えろ!

もはやプロデュースです。

自分の担当がデザインやイラスト制作だけだとしても、そのデザインによる周りへの影響やバランスを考慮していないと、後で作り直し…という事になりかねません。

そのため、コンテンツ全体を把握し段取りやリスクヘッジ等あらゆる方面から気を配る事が必要です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

クライアントのみなさんタイプに分けたりしてすみません。 お気付きだとは思いますが、このテーマはとっかかりとして挙げただけで、本来はどんなクライアントでも社内案件でも全て必要なスキルだと思います。

皆さまの職能に加え折衝能力が身につけば、きっとあなたの勤める会社やクライアントにとって必要不可欠な存在となること間違いなしでしょう。 えらそうに書いてみましたが、私も勉強中の身です。参考になれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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