仕事が遅いと悩む人に!即決力を培う『ゼロ秒思考』のススメ
こんにちは、ディレクターのすずです。
入社してはや、1年経ちました。
今回は、ディレクターにとって大事な即決力を培うトレーニング方法を1つご紹介します。
業務を進めて行く上で、大なり小なり日々決断の連続だと思いますが、ディレクターのところでモタモタしていては開発やデザインの手を止めてしまうことになりますよね。
ついつい考え込んでしまったり、悶々と悩んでしまう…考えが二転三転し、そしていつの間にかこんな時間!!自分は仕事が遅いのかも…とお悩みの方に一度はお試し頂きたいのが『ゼロ秒思考』です。
『ゼロ秒思考』って?
ゼロ秒思考とは、日々メモを書くことによってどんな人でも確実に頭がよくなり、心も鍛えられるという赤羽雄二氏考案のトレーニング方法。
1分という短い時間の中で思考を巡らせメモを書くことが柔軟体操となり、気持ちや問題点、課題が整理され頭の回転が格段に速くなるのです。
赤羽氏と何度かお話しする機会があり、効率よく仕事を進めるにはどうしたらよいかご相談した際にお聞きした方法です。
書籍もセミナーも開催されておりますので、ご興味ある方はどうぞ。
ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング [単行本(ソフトカバー)]
ベストセラー『ゼロ秒思考』のメモ書き実践による 新事業を生み出す事業計画立案・推進セミナー
実際に書いてみよう
まずは、A4の用紙を用意しましょう。議題1件につき1枚使用します。
左上に議題を書く。
書いた議題にはアンダーラインを引く。
右上に年月日を書く。
議題はなんでもよいのです。仕事のことでも、プライベートのことでも。
そしてここが重要。
議題についての項目を最低でも4行~6行、ゆっくり時間をかけるのではなく1ページを1分以内に書きあげます。
実際にやってみると、、、1分の縛りがとても厳しいです。。。
殴り書きすぎて私しか読めなそうだったので、同じ内容を書き直したものを掲載させて下さい(爆)
本来は人に見せるものではないので、自分が分かれば殴り書きで問題無いと思います。
議題を掘り下げてみよう
私がこのトレーニングに初めて挑戦したときは、1~2行ほどしか書き出せず議題決めにも悩む始末…しかし、2~3週間も続けていくと議題を「書いた」だけではなく「ではどうするか?」というところまで自然に意識できるようになります。
例えば先ほど新規流入について書き上げた項目。
Facebook、Twitterを利用し効果的に流入を増やすには?と議題にした場合に、
一、アプリのキャラクターで公式アカウントを作成する
_、イベントやセールなどタイムリーな情報を提供する
_、掲載サイト毎に専用の登録URLを置き、インセンティブを用意する
_、ターゲット層をフォローし情報を拡散しやすい状況を作る
などなど、具体的な施策が出てきますね。
ここでも、施策を「書いた」だけなく「工数に対して効果的か?」と少し先を意識することで実施する項目を精査することが容易になるわけです。
1つ1つの判断が自然とスピーディになり、立ち止まることが少なる。
物事がスムーズに進んでいるとき、そこには確かな即決力があるのだと思います。
とにかく書きだすことが大事
これを毎日10ページ書き、議題のカテゴリ別に整理して保管する。
毎日10枚と聞くと、多いな~と思うかもしれませんが1枚1分なので毎日10分で終わる簡単な作業ですね。
とはいえ急に10枚を毎日、というのもハードルが高いので
無理のない枚数から始めて徐々に数を増やしていくのが良いかと思います。
書き溜めた紙は、カテゴリ別にファイルを分けて保管すると後から見返すときに便利です。
こういった業界にいると手で書くという機会が少ないですが、カレンダーに書き込んだり、必ずやらなければいけない用件は書き出して常に見える状況にしておいたりアナログな方法が効果的だったりするんですよね。
即決力を磨きたい方にはおススメのトレーニング方法です。まずは1枚、お試しください。