PythonでEvernote APIを使ってCLI版クライアント作った
にしだです。
以前からEvernoteを結構活用していたんですが、CLI版のクライアントが欲しかったので自分で作ってみました。
vimなどの連携ツールはすでに存在していたので、単純にファイルを転送してノートを作るという機能に特化した物にしました。
https://github.com/ngc224/toever
インストール
pipからインストールできます
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[sourcecode lang="text"]$ sudo pip install toever[/sourcecode] |
セットアップ
configオプションでトークンの取得画面を促されるのでブラウザ等でアクセスしてトークンを取得します
デフォルトのノートブックやタグも設定できます
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[sourcecode lang="text"]$ toever --config[/sourcecode] |
使い方
基本的にコマンドにファイルパスの引数を渡せばEvernoteに転送されます
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[sourcecode lang="text"]$ toever aaa.txt[/sourcecode] |
画像などなんでもいけます
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[sourcecode lang="text"]$ toever photo.jpg[/sourcecode] |
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[sourcecode lang="text"]$ toever adobe.pdf[/sourcecode] |
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[sourcecode lang="text"]$ toever bbb.zip[/sourcecode] |
標準入力にも対応しています
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[sourcecode lang="text"]$ echo 'ああああ' | toever[/sourcecode] |
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[sourcecode lang="text"]$ toever < /etc/nginx/nginx.conf[/sourcecode] |
tail – f とかシグナル送らないと終了できないものもつかえます
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[sourcecode lang="text"]$ tail -f /var/log/access_log | toever[/sourcecode] |
バイナリのストリームにも対応していて f オプションでファイル名を指定すれば下記のようなこともできます
続きを読む
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[sourcecode lang="text"]$ curl http://wwwimages.adobe.com/www.adobe.com/content/dam/Adobe/en/legal/licenses-terms/pdf/Reader_11_0_jp.pdf | toever -f adobe.pdf[/sourcecode] |
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[sourcecode lang="text"]$ wget -O - https://github.com/ngc224/toever/archive/master.tar.gz | toever -f master.tar.gz[/sourcecode] |
各オプションでタイトルやタグ、ノートブックなどを指定できます
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[sourcecode lang="text"]$ toever ~/aaa.txt -t 'title' --tag 'tag' --notebook 'notebook'[/sourcecode] |
gitとかで管理するまでもないけどクラウドに保存しておきたいファイルとか
clontabで定期的にログとか画像を送るようにしたりとか
遠いサーバにログインしていてちょっとファイルを手元に持ってきたい時とか
どうでしょうか。結構便利に使えそうな気がしませんか。
というわけでこれからも謎のコマンドラインツールを作っていきたいです。