デザイナーとして仕事を初めて、1年と半年ちょっと、まだまだ勉強中で、まだまだなデザイナーGotoです。

最近ではかわいいもの中心のデザインをさせていただいております、勉強の毎日です。
そんなデザイナーがご紹介するのは「写真撮影法から学ぶphotoshopの写真加工法」です、photoshopのある意味原点的な話になります。

さっそくですがご紹介していきます。

1.写真を渋くかっこよく!『ブリーチバイパス法』

通称、銀残しといわれネガに銀を残す、日本発祥の技法です。
↓参考画像

特徴といたしましては

  • コントラストが強調される
  • 彩度が低くなる
  • 黒が強調される。

つまりphotoshopで表現するには以上の条件をクリアすればいい訳です。
通常、確かにphotoshopの色調補正でコントラストを強調し、彩度を下げ、黒を足せば確かにこの表現は可能ですが、この手間をもっと簡単にかつ前述で述べた場合よりも綺麗に表現できる方法があります。

以下の手順でその手法を表現します。
(細かい数値設定は写真によりけり、また好みがあるので割愛させていただきます。)

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以上の手順で三つのレイヤーを重ねるだけでブリーチバイパス法が表現出来きます。 海外のサッカー雑誌や映画などでよく見かける表現で応用も効いて個人的にオススメです!

2.写真をミニチュアみたいに可愛く、『ティルトシフトレンズの撮影法』をphotoshopで簡単に再現!

最近の交通広告などでも見かける手法ですね。
一瞬ミニチュア?って思うことがよくありますが近くでみると普通の写真って場合が多いです。

↓参考画像

Photo by (c)Tomo. Yun

ティルトシフトレンズ撮影法とはカメラのレンズの一種でそれを水平、垂直に移動させることによりアオリ撮影を可能にする撮影方法のことです。
そのアオリ撮影を逆に利用してピントやパースを逆にずらして被写体をミニチュア風に写すことができます。

ピントやパースをずらす、つまり被写界深度(写真の焦点が合っているように見える被写体側の距離の範囲)を浅くし。
焦点の合っている範囲を狭くすることによりぼやけてる部分とはっきり見えている部分がわかれ、ディティールがあいまいになりミニチュア風になるというわけです。
参考サイト:http://garuten1.blogspot.jp/2012/02/blog-post.html
↑上記ではシャインプルーフの原理っていうらしいです。

以下の手順でその手法を表現します。
(細かい数値設定は写真によりけり、また好みがあるので割愛させていただきます。)

最後はトリミングなどをして体裁を整えています。

このような手順で行えば簡単にティルトシフトレンズの撮影法のミニチュア風の写真加工が出来てしまいます。
かなり長くなってしまいましたが。こんな感じで写真撮影法から学ぶことによって、またより一層デザインの表現の幅が広がるのではないかと僕は思います。

今回写真は下記のサイト様から使わせて使わせていただきました。
大きいサイズで高品質な写真を提供しているため重宝しています。
ゆんフリー写真素材集
http://www.yunphoto.net/

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