2013年 グッドデザイン賞を受賞したアプリ紹介
こんにちわ。ソーシャルアプリ事業部デザイナーのさいどうです。
先月、2013年の「グッドデザイン賞」が発表されました。
近年ではアプリも多々受賞しているのをご存知でしたか?
2012年には日常生活で欠かせなくなった「LINE」も受賞しています。
今年はどんなアプリが世に出たのかしら。
2014年をちょこっと目前に、2013年に受賞したアプリたちを紹介したいと思います。
目次
1.グッドデザイン賞とは
グッドデザイン賞を受賞すると、「Gマーク」をつけることが認められます。
最近はお店やホームページ等で、このGマークを見かける方も多いかと思います。
では、この賞をとる事にどんな意味があるのでしょうか?
認知率が高くPRになる
認知率の統計は
- Gマークを知っている—87.7%
- Gマークのついた商品を魅力だと感じる—58.5%
どの年代・性別にも50%超えで認知されていて、5人に3人が魅力だと感じているんですね。
Gマークのついた企業のイメージは下の通り。
- ものづくりが上手な企業
- センスが良い企業
- 時代をリードする先進的な企業
- 誠実で安心感のある企業などなど…
グッドデザイン賞を取ることは、ユーザーからの信頼をもらえることと一緒なのですね。
対象と評価のしかた
受賞されるものは様々で、家電や車、地域プロモーションに研究開発なども対象に入ります。
なぜこんなに幅が広いのでしょう?
グッドデザイン賞の評価の対象は、そのデザインが「くらしを、社会を、豊かにしうるのか」ということ。
アプリでも家でも車でも、ものを作るという事において共通で言えることなのかもしれません。
2.受賞アプリ紹介
では、ごく一部ですが受賞されたアプリたちを体験談を交えて紹介します
ノハナ(nohana)(http://nohana.jp/)
mixiが出した家族向けフォトブックサービスのアプリ。
無料でとてもシンプルなフォトブックなので、私も友人の誕生日や結婚祝いにとかなり活用しています!
手書き風のイラストと素材感で柔らかい印象のデザインで、編集画面ではページをめくって出来上がりの雰囲気も楽しめます。
もっと本格的な本にしたい方は、フジフィルムからフォトブックアプリが出ています。
有料ですがレイアウトがいじれるのと、写真集みたいなハードタイプにもできちゃいます。
http://f-photobook.jp/app/index.html
Oto-Latte(オトラテ)(http://oto-latte.jp/)
SONY発!「WEBのながら聴き」を可能にしたアプリ!
ネット上からニュースを取得して、音声合成で読み上げてくれるのですが、スマホ内に入っている音楽を流してくれたりと、ラジオを聞いてる感覚に近いです。
番組再生もリストの内容の確認も、同じ画面で出来てしまう便利なデザインになっています。
立体的なオーニングテントのヘッダーがカフェっぽくてすてき。
東日本大震災アーカイブ(http://nagasaki.mapping.jp/)
Google Earthをプラットフォームに、震災の被害状況をまとめた多元的デジタルアーカイブズ。
ただマップに情報を集めて載せるだけでなくて、ARを使ってより震災を直接的に身近に感じさせるのがこのアプリのすごいところ!情報量や機能がもりもりな分、ボタンは3つだけでシンプルなので固苦しさがありません。
家計簿アプリ [Zaim](http://zaim.net/)
オンライン家計簿アプリ。
レシート読み取りはもちろん、よく行くお店の特売情報を知らせる機能や自分と似た人の家計簿の統計データを見ることもできます。
ベージュをベースに、男女問わず使いやすくわかりやすいデザインになっています。
スマポ(http://www.smapo.jp/)
お店に行くだけでポイントが取得できるスマートフォン用のアプリ。
アプリを起動してすぐにボタンがあり、「本日利用できるお店」が検索される等、簡単な操作でつい使いたくなっちゃうシンプルなデザインになっています。
HPも水色を基調に、シンプルですがポップなイラストがあったり性別を問わないデザインです。
同様なアプリで「ショプリエ」がありますが、スマポとは対照的で女の子向けのデザイン。
落書き風のハートやピンクの強調色が使われています。かわいい!
3.その他受賞作品紹介
アプリのほかに、気になった受賞作品たちもちょこっと紹介します
自転車シェアリングサービス [COGOO](https://cogoo.jp/)
Android対応の専用アプリで使える自転車シェアリングサービス。
無人で自転車を貸し出すことができ、使いたい人が使いたいときに使えるシステムです。
路上駐輪がなくなりきれいな街に!満員電車には乗らず自転車で健康的に!
緑色のシンプルなデザインもおしゃれですね。iphoneにもぜひ対応してほしいです。
図書館 [武雄市図書館・歴史資料館]
(http://www.epochal.city.takeo.lg.jp/winj/opac/top.do)
「新・図書館構想」を実現したといわれる佐賀県の武雄市図書館です。
圧倒的な本の数と充実した施設で、本離れの現代で来館者数が前年比4倍増!
落ち着いた色調と圧倒するレイアウトで魅了されてしまいます。すてき。
水性塗料 [マスキングカラー](http://www.maskingcolor.com/)
塗ったあとから“はがせる”水性塗料です。
好きな場所に自由に書いて、取るときは簡単にはがせて捨てられます。
もともと工業製品だったものを市販に発展させたもので、都内ではイラストレーターの方がライブペインティングをしたそうです!たのしそう…
4.さいごに
紹介させて頂いたのはほんの一部ですが、どれも私達の身近な生活を豊かにしてくれる可能性があるように感じます。なんだか物凄いスピードでアプリたちは進化してますよね・・
2014年にはどんなアプリが出てくるのかな。どきどき