前回は、Zoomのミーティング招待の仕方・された場合の参加方法ということで、Zoomのダウンロード・招待のやり方について紹介しましたが、今回は実際のビデオ会議での操作・使い方について紹介していきたいと思います。
目次
ビデオ会議の始め方
ここでは特に詳細について紹介しませんが、ZoomにはミーティングIDが2つ存在し、それの使い分けや招待のやり方、招待された場合のアクセス方法については、前回の記事を参照してください。
Zoomのミーティング招待の仕方・された場合の参加方法
Zoomを起動したら、「新規ミーティング」をクリックしてビデオ会議を開始します。なお、無料で利用の場合、1回で利用できる時間は40分までとなっています。
この画面が表示されたら「コンピューターでオーディオに参加」をクリックします。
Zoomの画面解説
メイン画面の解説です。下記は2人のみの表示となっていますが、1画面に最大で25人まで表示することができます。ビデオと音声のみのミーティングの場合、④マイクと⑤ビデオをオンにすれば、特にこれと言った操作をする必要はないシンプルな使い方ができるようになっています。
- ミーティング情報
ミーティングIDや招待URLなどの一覧。招待URLをここから簡単にコピーできる - 接続情報と設定
接続情報の表示とビデオやオーディオなどの様々な設定が行える - ビューの切り替え
話している人をメインに表示するスピーカービューと参加者全員を表示するギャラリービューの切り替え - 全画面表示
- マイクの使用/ミュート
クリックでマイクの使用と停止の切り替え。音声が聞こえない、届いていない場合はプルダウンメニューから設定を確認 - ビデオ画面の表示/停止
クリックでビデオ画面の表示と停止の切り替え。画面が表示されない場合は、プルダウンメニューからビデオ設定を確認 - セキュリティ
ミーティングのロック、参加者の行動の制限設定が行える - 参加者の管理
参加者の管理などが行える - チャット
参加者とチャットができる - 画面を共有
画面の共有と設定が行える - レコーディング
会議を録画する - 反応
拍手と賛成のリアクションができる - 終了
ミーティングを終了する。ミーティングを開始した人が退出すると全体のミーティングが終了する
マイクは、多数の人が参加する場合で、話を聞くのみの参加の場合は雑音が入って聞き取りづらくなることがあるのでミュートにしておきましょう。
画面を共有する方法
打ち合わせをする場合、例えば、ブラウザなどの画面を簡単に共有することができるようになっており、共有した画面に対してコメントの追加や手描きの画を追加することができるようになっています。その手順を見てみましょう。
「画面を共有」のアイコンをクリックします。
するとデスクトップ画面や起動しているアプリのウィンドウの一覧が表示されますので、共有したいウィンドウを選択して画面右下の「共有」を選択すれば、画面の共有が開始されます。なお、アプリのウィンドウの他にも「ホワイトボード」を選択することで何も描かれていない状態のホワイトボードを使うこともできます。サンプルでウィンドウを選択して共有してみます。
画面を共有すると、操作パネルが表示されます。
共有画面の操作パネル
主に使うのは下記のツールです。
- クリックしたまま動かすと操作パネルをドラッグできる
- 画面共有を停止してビデオ画面に戻る
- 新しい共有画面を選択できる
- 共有画面を位置停止(ぎこちないが動画を共有でき、一時停止は共有相手の動画の再生を一時停止にする)
- 手描きの画や線、コメントなどを追加することができる
コメント描画ツール
上記の「⑤コメントを付ける」を選択すると描画ツールの操作パネルが表示されます。共有した画面に対して文字の追加や手描きでの描画などを行うことができ、しかも、それがリアルタイムで共有した相手の画面に表示されます。結構便利です。ツール自体の操作はさほど難しくはないかと思いますが、「スポットライト」を使うことでマウスの動き共有しつつ強調でき、操作に失敗した場合は「元に戻す」「やり直し」のツールなどが便利です。
チャット
会話では伝わりにくい場合は、チャットを使うことでテキストでのやり取りも可能です。添付ファイルも送付できますが、スマホの場合には見れません。
録画レコーディング
ビデオ会議を録画することができます。後で見直したい場合は利用するといいでしょう。なお、レコーディングする時はプライバシーに配慮する必要があります。スピーカービューのみする、参加者に確認をするなどの配慮をしましょう。
「レコーディング」をクリックで開始できます。
録画が終わったら「停止」をクリックです。
録画の保存先
録画した動画は、ミーティングが終了すると指定の動画フォーマットに変換され、自動で保存先のフォルダが開きますが、Windowsの場合には下記の場所に保存されています。
C:\Users\xxx\Documents\zoom\
設定メニューからも確認することができます。
設定メニューを開いたら、「レコーディングしています」のサイドメニューを選択して、ローカル録音の「開く」を選択すればOKです。