身の回りのエンジニアが『AWS』という単語をよく使っていませんか。

今回は『AWS』について広く浅く説明します。

自分には関係ないと思っていないですか?
『AWS』とは何かを少しでも知っているとエンジニアと一緒に話すことができるようなれるはず!

まず、『AWS』とは何か。

目次

  1. 『AWS』とは何か
  2. 『AWS』って何がすごいの?
    1. Amazon EC2
    2. Auto Scaling
    3. Amazon S3
    4. Amazon RDS
  3. 『AWS』の料金体系
  4. 他の「インフラ系のクラウドサービス」はあるの?
  5. まとめ

1.『AWS』とは何か

『AWS』とは、Amazon Web Services(アマゾンウェブサービス‎)の略称で、 Amazon.com社が提供しているサービスの名称になります。

皆さんが本などを購入しているあの「Amazon」が提供しています。

そしてサービスの内容を簡単に分かりやすく言うと、AWSは2006年3月にスタートしたインフラ系のクラウドサービスで、アメリカでは政府機関が使っているほど高いセキュリティを保っていて急激に成長しているサービスです。

2.『AWS』って何がすごいの?

提供されてるサービスがとても多い。

このページで紹介されているだけでも30以上あり、常に新しいサービスが誕生しています

2006年のサービス開始から、745の新サービスや新機能がリリースされたそうです。
年間90個!!

使用する用途によって様々な種類のサーバがすでに用意されているのですが、 それだけではなく様々な状況に対応できるような機能も用意されています。

この提供されているサーバと機能を組み合わせることで、安定したWEBサービスの質を高めることができます。

少しだけどんなサービスが用意されているか紹介します。※ツッコミは受け付けていません。
 

Amazon EC2

仮想化されたWebサーバのコンピュータリソースを自由に使え、わずか数分で起動させることができる重量課金制のWEBサービスです。
WEBサーバやDBサーバ、キャッシュサーバーなどなど色々な用途に使えるサーバ です。

何でも屋、と言ったところでしょうか。

 

Auto Scaling

あらかじめ設定をしておくと、突然のサーバ負荷の際に自動的にサーバを増やしたり減らしたりしてくれます。

自動でサーバを増やしてくれるのですが、使用する際は計画的に!
思いもよらない数にサーバが増えて、請求金額が予算以上に。。。みたいなことになる恐れがあるので。
大事なので二度言います。「計画的に!」

 

Amazon S3

データストレージサービスです。 データの格納と取り出しに特化しています。 コンテンツのストレージや配信する際などに使用されます。

静的なコンテンツを設置するのに理想的です。

例えば、静的なコンテンツ(html ファイル、画像など)は「Amazon S3」において、サーバ側スクリプトは「Amazon EC2」という使われ方です。

 

Amazon RDS

データベースとして使用されます。 あらかじめ、データベースを使用する目的で設定されているので、 通常はひとつひとつ行わないといけない設定をすぐに使用できる状態になっています。
スゴイ!!

 

他にも、データの分析に特化したサービスや動画配信、デプロイなどの運用の為のサービスなどがあるので、こんなことできるのか。とか、あんなことが簡単にできるのかなど考えながらみているとおもしろいです。

 

3.『AWS』の料金体系

『AWS』を使用する上で料金体系についても抑えておいてください。

◆参考
http://aws.amazon.com/jp/how-to-understand-pricing/
http://aws.amazon.com/jp/ec2/purchasing-options/

料金体系について、知っていると知らないでは請求金額が大幅に違うかもしれな いですよ!

サーバの利用料は使った分だけお金がかかる従量課金です。

他にもディスク利用料、データ転送量などがかかりますが、 サーバ利用料が8割を占めることらしいので、 サーバ利用料の仕組みをわかれば怖いものなしです。

サーバ課金には以下の3つがあります
・オンデマンドインスタンス
・リザーブドインスタンス
・ライセンス課金

ライセンス課金についてはおそらくほとんど使用する機会がないと思うので 「オンデマンドインスタンス」と「リザーブドインスタンス」について説明します。

・オンデマンドインスタンスとは
使った分だけお金がかかるということです。 サーバが起動している時間によってお金が増えていきます。 ただ、起動していなければお金がかかりません。

・リザーブドインスタンスとは
一定額の金額を先に払ってしまうことで、1時間あたりの単価を大幅に下げることができます。 1年または3年間で契約できます。 あらかじめ使用する期間や量が決まっている場合にはお得です オンデマンドインスタンスと比較して、約71%近く経費を節減することができるようです。

この「オンデマンドインスタンス」と「リザーブドインスタンス」をうまく活用していけばサーバ利用料を上手にコントロールできます

 

4.他の「インフラ系のクラウドサービス」はあるの?

他には、Microsoft AzureGoogle Cloud Platformなど海外企業のMicrosoftや Googleなども提供しており、国内だとソーシャルゲーム専用でGMOアプリクラウドがあります。

あのMicrosoftやあのGoogleなども行っています 
 
 

5.まとめ

『AWS』はサービスの種類や料金体系を抑えておけば、様々なサービスに対応したりすることができます。

常に新しいサービスが常に登場しているので、頻繁にチェックしておくと悩んでいたことが一気に解決するかも。
 

広く浅くAWSを紹介しましたが(すみません。広くなかったかもしれません。。。)がどうでしたか。

みなさんが『AWS』を覚えるきっかけになってもらえれば役目を果たせたかなと思います。

ここでAWSの特集が始まっています。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20140617/564693/?k2

自分もまだまだ知らないことが多いので、すこしずつ覚えていかなければ。。。

【AWS発表】新しくなったAWSモバイルサービス
http://aws.typepad.com/aws_japan/amazon-cognito/
他にもいろいろ発表されています。

 

最近、近くのエンジニアに「エレガントな問題解決 ―柔軟な発想を引き出すセンスと技」という本を渡されて、少しずつ読んでいますが、、、数学が!!!!

あわせて読みたい記事