はじめまして。デザイナーのmaruです。
お正月は猫と丸くなってました。

ソーシャルゲームやソーシャルアプリのデザインに関わっていると、広告バナーを作る機会が多々あります。

広告バナーは効果測定とセット!
どんなに素晴らしいデザインのバナーを作っても、効果が悪かったら意味がありません。

「効果測定と言われても~…」
「理数が苦手なので、数字を見るだけでクラクラ…」

そんなデザイナー(私も含めて)のためにこれだけ知っておけば捗る!3つの広告用語をまとめました。

CTR(クリック率)

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広告が表示された回数のうち、何%の回数クリックしてもらえたか?という数字です。
もちろん、高ければ高いほど効果が良いということになります。

CTRを上げるには?

バナーを見るためにスマホ・携帯をいじってる人はいません…。
視界に入っただけで目に留まるバナー、心に刺さるバナーを作ることが必要になってきます。そこで、

・インパクトのある文言またはデザインにする
・掲載先のユーザーに合った訴求のデザインにする
・掲載先のページでどう目立たせるか?
(例えば、緑系のページに緑のバナーだったら、馴染んで目立たなくなっちゃいます。)

などの工夫ができるのではないかと思います。

CVR(登録率)

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バナーをクリックした人のうち、何%の人が登録してくれたか?という数字です。
こちらも、もちろん高ければ高いほど効果が良いということになります。

CVRを上げるには?

バナーだけでなく、LP(ランディングページ)の工夫も必要になってきます。LPとは、バナーをクリックして飛んだ先の登録ページのことです。

今までの経験ですと、バナーとLPは近いデザインの方が効果がいいようです。

・バナーとLPの色味を合わせる(バナーが青系だったら、LPも青系)
・バナーと同じ文言をLPにも入れる

などの工夫ができるかと思います。

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CPA(登録単価)

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1人の会員を獲得するのにかかるコストです。
コストはかからなければかからないほど良いので、CPAは低ければ低いほど効果が良いということになります。

CPAを抑えるには?

CTR(クリック率)が良くても、登録してくれる人が少なかったら、CPAは高くなってしまいます。
CVR(登録率)が良くても、そもそもバナーをクリックしてやってくる人が少なかったら、やっぱりCPAは高くなってしまいます…。

ということで、CTR(クリック率)、CVR(登録率)、両方の効果を良くすることが必要です。
広告料金にも関わってきますが、ここは専門外なので省きます。

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実際に効果測定を行うのはデザイナー以外の職種の方であることが多いですが、数字の見方を知っておくと仕事が捗ると思います。
自分が手がけたデザインの効果が、自分の目でわかるなんて、デザイナーとしてお得!勉強になる!

私はバナー製作によって、目的を達成するためのデザインを心がけるようになったなぁ、と感じています。

最後に、バナーに関するおすすめのページを紹介して終わりたいと思います。

100種以上の自社広告運用でわかった!バナー広告クリエイティブ4つの基本
効果測定結果を元にしたバナー製作のコツがまとめてあるので、とても参考になります。

バナーデザインギャラリー
たくさんのバナーを一気に見ることができます。検索もできて便利!

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